宮地でございます。鵬友会を代表しまして一言ご挨拶申し上げます。
はじめに鵬友会(ほうゆうかい)という名称の由来についてご紹介いたします。鵬友会の鵬の字は「おおとり」とも読みます。鵬は鳳凰ともいわれ中国の想像上の鳥で翼長が三千里あり、一飛び九万里を飛ぶことができるそうです。
長崎県立大学の前身である長崎国際経済大学の学章のモチーフになったのがこの鵬であり、この学章は開学当時の長崎県知事佐藤勝也氏により考案されました。「大志を抱き、理想に向かって前進する学生の姿を羽ばたく鵬に見立て地球を鵬が抱き込む形を表している。」とのことです。この建学の精神は鵬友会の名称と共に本会に引き継がれていくものと信じています。
つぎに本会の活動についてご紹介します。本会の活動は、会員相互の親睦を深め、母校の発展につくし、あわせて社会の発展に貢献することを目的としています。会員相互の親睦に関しましては、会員交流の拠点として本部の他に全国に12か所の支部を設置し、会員同士の親睦会や勉強会等を実施しています。本部、支部の活動に参加されたい方は、本ホームページで確認の上、本部又は支部へご連絡いただければ幸いです。
母校への支援としましては、学生向けに毎年「就職セミナー」を開催していまます。本セミナーは本会の会員と就職の内定した4年生とが面接官となって3年生の模擬就職面接を実施します。3年生に取っては緊張する場面もありますが、その効果は高く、最近では採用企業等からも高い評価を受けています。
おわりになりますが、昨今、私たちを取り巻く自然、社会、経済環境は大きな変革期に入っています。このようなときこそ大学、学生、卒業生が一体となって、新たなる時代の鵬となって羽ばたいていければと望んでおります。今後とも鵬友会の活動にご協力、ご支援賜りますようよろしくお願い申し上げます。