総会事務局から

令和4年度総会に参加いただきました

総会 2023.06.02

令和4年度総会に参加いただきました

令和5年6月に発行した会報にも掲載させていただきましたが、令和4年度総会にご参加いただいた長崎支部中島様より寄稿文をいただきました。
文字数の関係上こちらに全文を掲載させていただいております。
この度はお忙しいなかご協力いただき、誠にありがとうございました。


  ~鵬友会と県立大学の益々の発展を願って~

2010年3月卒業、長崎支部の中島宏平と申します。卒業してから13年…。本当に、月日が経つのは早いなと感じます。学生時代は地元の長崎市を離れ、大学の近くで1人暮らしをしていました。同じ県内ではあるものの、長崎市とまた違う魅力のある佐世保での生活は、充実した日々でした。今でも佐世保に来る度に、当時の思い出が鮮明に思い出されます。何より、4年間の大学生活の中で出会った友人・ゼミやサークルの仲間・お世話になった先生方などと過ごした時間は、本当にかけがえのない時間でした。今でも気軽に連絡を取り合える仲間との絆は、これからの自分にとっても大切な宝物です。

卒業してからしばらくは社会人生活に慣れるのに精一杯で、その後も20代の頃は特に仕事も多忙だった為、今振り返れば、自分自身にあまり余裕がなかったような気がします。当時、鵬友会の存在は認識はしていたものの、正直なところ具体的な活動内容は「なんとなく知っている程度」でした。

そんな私が鵬友会の活動に関わらせて頂くようになったのは、2019年7月に開催された総会への参加が1つのキッカケとなりました。当時の私は、結婚や転職を経ていろんなことが少し落ち着きはじめていた頃だったと記憶しています。そんな時にちょうど鵬友会総会の開催が予定されていることを知り、「たくさんの思い出ができた大学生活だったけど、もっと幅広い世代のOB・OGの方々と交流できたら」との思いから興味を持ち、参加させて頂きました。これだけ歴史のある大学でたくさんの卒業生を輩出していますので、各分野でご活躍されているOB・OGの方々がいらっしゃり、当日はいろんな方々とお話ができ、とても有意義な時間を過ごすことができました。鵬友会本部のみならず全国各地にも支部があり、多地域にお住まいの卒業生の受け皿があることも、素晴らしいことだと思います。2020年1月に開催された「長崎支部新年会」にも参加させて頂き、そこでもまた新たなOB・OGの方々との出会いがありました。卒業後もこのようにして、自分が在籍した大学の歴史や伝統を感じられる場があることは、とても有難いです。ここ数年はコロナ禍の影響で支部会も思うように開催できていないようですので、早くコロナが終息して、また開催されることを楽しみにしています。

「現役在学生の為に、OB・OGでできる限りの支援をしていこう」という鵬友会の活動も、大変素晴らしいものだと思います。「佐世保就職セミナー」は、その代表例ではないでしょうか。たくさんの卒業生が現役在学生の為に、自身の経験や知識を惜しみなく伝授するこのセミナーは、他の大学ではなかなか無い取組みだと思います。私自身も大学3年生の時にこのセミナーに参加させて頂きましたが、その後の就職活動においてもとても貴重な経験となったことを、よく覚えています。少しでも恩返しができればとの思いから、2019年の回より、面接官役として参加させて頂いております。ある意味でこちらも学生さんから学ばせて頂くことも多く、OB・OGにとっても貴重な体験の場になっているのではと感じています。

いろいろと書かせて頂きましたが…。鵬友会の総会や支部会・佐世保就職セミナーに出席した中で、私が時々感じるのが、「若い世代の卒業生の方々がもっとたくさん関わって頂けたら、更に盛り上がっていくのでは」という思いです。「何かキッカケがないとなかなか参加する機会がない」というのも、自分自身がそうでしたので、重々理解しているつもりです。キッカケは何でもいいと思います。「久し振りの佐世保観光も兼ねて、とりあえず1回参加してみよう」でもいいと思いますし、当時のご友人などと久し振りに会う機会にして頂いてもいいと思います。1度足を運べば、新しいいろんな出会いがありますし、卒業した今だからこそ見付けられる様々な発見もあるかと思います。きっと、「来てみて良かった」と思って頂けるはずです。鵬友会に関わる卒業生が幅広い世代で増えていけば、次の世代、更にその次の世代へと伝統は引き継がれ、好循環を生んでいくと思います。そうやって、鵬友会と県立大学が今後益々発展していくことを、私も願っています。

今後、1人でも多くの卒業生の方のご参加を、心よりお待ちしております!!